震災前の暮らし伝える物品20点展示 福島県会津若松市の県立博物館で「いいたてミュージアム」開幕 3月末まで
福島県立博物館のポイント展「いいたてミュージアム」は3日、福島県会津若松市の博物館エントランスホールで始まった。3月31日まで。 ミュージアムは、東日本大震災後に飯舘村を支援してきた「いいたてまでいの会」のプロジェクトの一つ。活動休止に伴い、2018(平成30)年に博物館に寄贈された物品を展示している。 袖なしのはんてん、行事を知らせる紙の裏に書いた漢字のメモ、飯舘牛のポスター、民家にあった郵便ポスト型の貯金箱やハエ取りなど、村の暮らしを感じさせる約20点が並んでいる。 ポイント展は無料。時間は午前9時30分から午後5時まで。月曜休館(月曜祝日の場合は火曜休館)。問い合わせは博物館へ。