「侍タイムスリッパー スペシャルロング版」が京都で1日限りの上映、通常版より10分長い
映画「侍タイムスリッパー スペシャルロング版」が12月15日に「京まちなか映画祭2024」で上映決定。131分の通常版より10分程度長いバージョンとなる。 【画像】「侍タイムスリッパー」“応援感謝!舞台挨拶”の様子 「侍タイムスリッパー 」は幕末の京都から現代にタイムスリップした会津藩士の姿を描いたチャンバラ活劇。幕末の夜に長州藩士と刀を交えた主人公・高坂新左衛門が落雷により気を失い、時代劇を撮影する現代京都の撮影所で目を覚ますところから物語が展開していく。たった1館の封切りから口コミで話題を呼び、11月18日時点で全国338館での拡大公開が決まっている。出演は山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのら。 監督である安田淳一が以前から実行委員会のメンバーとして関わってきた「京まちなか映画祭」。2023年10月の京都国際映画祭で行われた「侍タイムスリッパー」の初上映も実行委員会による推薦で決まった経緯がある。映画祭が安田に「世界でこの日、この映画祭でしか見れない編集」を依頼し、このたびスペシャルロング版の上映が実現した。 安田は、今回の上映に際して「通常の劇場版ではカットされた数々のシーンやカットを入れたスペシャルロング版を上映させて頂きます。一部劇場で上映されている『デラックス版』を含み、ほとんどのお客さんが観たことのないシーンもあります。かなり長いので上映前に必ずトイレをお済ませください笑」とコメントを寄せている。 「京まちなか映画祭2024」は12月13から15日にかけて京都・京都文化博物館で開催。「侍タイムスリッパー スペシャルロング版」の鑑賞料金は一般2000円、学生1500円となる。チケットはすべて当日販売のみ。11時より京都文化博物館3階エレベーター前にて、整理番号付きのチケットが販売される。なお映画祭では安田の特集として、中年の新聞配達員を主人公にしたヒーロー映画「拳銃と目玉焼」も上映。そのほかの作品とスケジュールは以下の通り。 ■ 京まちなか映画祭2024 2024年12月13日(金)~15日(日)京都府 京都文化博物館 12月13日(金) 13:30~「日本橋」(音楽好事家セレクト) 18:30~「斬る(1962年)」(音楽好事家セレクト) 12月14日(土) 13:30~「拳銃と目玉焼」※上映終了後に安田淳一が登壇 17:30~「怪奇!!幽霊スナック殴り込み!」※上映終了後に安田謙一が登壇 12月15日(日) 13:00~「侍タイムスリッパー スペシャルロング版」※上映終了後に安田淳一が登壇 17:00~「鑓の権三」(音楽好事家セレクト) ■ 安田淳一 コメント 10年以上前から携わってきた京まちなか映画祭で再び「侍タイムスリッパー」を上映できることが、とても嬉しいです。今回は特別に通常の劇場版ではカットされた数々のシーンやカットを入れたスペシャルロング版を上映させて頂きます。一部劇場で上映されている「デラックス版」を含み、ほとんどのお客さんが観たことのないシーンもあります。かなり長いので上映前に必ずトイレをお済ませください笑 (c)2024未来映画社