東日本大震災のノウハウ生かす…名古屋市が支援を担当する石川県七尾市に保健師派遣「継続的な援助考えたい」
名古屋市は、能登半島地震の被災地のうち石川県七尾市の支援を担当することが決まり、9日、被災者の健康管理などに当たる保健師が出発しました。 【動画で見る】東日本大震災のノウハウ生かす…名古屋市が支援を担当する石川県七尾市に保健師派遣「継続的な援助考えたい」 9日朝、保健師3人を含む健康福祉局の職員5人が名古屋市役所を出発し、七尾市では避難所などで生活する被災者に対する健康相談などに当たるということです。 健康福祉局健康部の主幹: 「今後、災害関連死とか、災害をなんとか逃れたものの、その後に健康状態を崩す方もいらっしゃったり。名古屋市として援助するというかたちで、継続的なものを考えていきたい」 東海3県ではこのほか、愛知県が志賀町、岐阜県が中能登町、三重県が輪島市の支援を担当することが決まっています。 名古屋市は東日本大震災の後、岩手県陸前高田市の市役所の業務を「まるごと支援」したノウハウを生かし、今後も避難所の運営や罹災証明書の発行を支援する職員などを派遣する予定です。