駅防犯カメラに転倒の様子 上着巻き込まれ死亡男性
水戸市のJR水戸駅で男性が上着の一部をエスカレーターに巻き込まれた状態で見つかり、死亡した事故で、周辺の防犯カメラにエスカレーターの降り口手前で転倒する様子が写っていたことが28日、茨城県警への取材で分かった。上半身にうっ血した痕があったことも判明した。 県警によると、男性は茨城県日立市の会社員鈴木守さん(72)。転倒後、上着がエスカレーターの手すりの吸い込み口に挟み込まれ、体に強い力が加わったとみて、県警は死因を詳しく調べる。 26日午後9時ごろ、駅ホームから改札階に上がるエスカレーターの降り口付近で倒れているのを駅職員らが見つけた。