手紙を投函するだけのはずが…800kmの手ぶら旅に!?ジム・ブロードベント主演作公開
ジム・ブロードベントが主演を務めた映画「The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry」が、「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」の邦題で6月7日に公開されることがわかった。 【動画】「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」特報はこちら 本作の主人公は、定年退職して平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、彼のもとに1通の手紙が届く。差出人はかつての同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の余命は残りわずかだという。ハロルドは手紙の内容に戸惑いつつも、返事を出そうと家を出て歩き始めるが、ある言葉をきっかけに“まさかの旅”へと一歩踏み出す決意をする。目的地までは800km。イギリスを縦断する手ぶらの旅は、次第に国中を巻き込む壮大な旅路になっていく。 ハロルド役は「ライフ・イズ・スウィート」「アイリス」などで知られるブロードベント。また「ダウントン・アビー」シリーズのペネロープ・ウィルトンが、ハロルドの行動により自身も変化していく妻モーリーンを演じた。監督はへティ・マクドナルド、脚本は原作者であるレイチェル・ジョイスが担当した。なお原作は世界36カ国で刊行され、日本では「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」のタイトルで販売されている。 YouTubeでは特報が公開中だ。 (c)Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022