千坂紗雪アナ 幼い頃から楽天ファン! 節目の年に球場で取材できる幸せ…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」
先月のコラムで西ノ入菜月アナも書いていましたが、今年は仙台放送が楽天イーグルスの試合後に監督に代表質問する「幹事社」の役回りのため、ほぼ毎試合アナウンサーも球場で取材を行います。私も西ノ入アナや下山由城アナと一緒に取材をしていますが、試合内容とあわせて毎試合気になるのが「観戦に来た子どもたちの様子」です。 楽天モバイルパークは“日本屈指のボールパーク”ということもあり、多くの家族連れが訪れます。球場周辺には、試合前から応援歌を歌って応援バットをポンポンと鳴らしている子も。試合が始まると球場内に子どもたちの応援が響きわたります。とある日、近くに座っていた幼稚園児も「あさむら~(浅村)うてっ!」とリズム感ばっちり! この日チームは負けてしまったのですが、どこか満足げな様子でした。 私も幼いころからイーグルスファンでしたので気持ちはよく分かります。当時はクリネックススタジアム宮城の内野三塁側中段辺りでよく観戦していました。マイユニホームを着て、球場グルメを楽しみ、隣の席の常連さんにピンバッジを譲り受けて、ジェット風船を飛ばして、飛ばしたジェット風船を集めてシールをもらって…と、次から次へと楽しい思い出がよみがえります。長年応援できる球団があるというのは幸せなことだと思いますし、ファンの声援を受けて勝利し、成長していく姿を見ると、私達ファンもチームの一員として歴史を作っているような気持ちになり、感慨深くなります。 今年は楽天野球団創設20周年の年です。試合前にビジョンに流れる球団史を紹介するVTRは何度見ても感極まります。応援し続けている球団の節目に取材ができていることをうれしく思いますし、球場で感じた“ワクワク感”をこれからの放送にも反映していきたいです。
報知新聞社