日田市でスイカ出荷式 少し小ぶり、糖度は高く
大分県日田市特産のスイカの出荷式が24日、市内三和のJAおおいた山田原集出荷場であった。盆過ぎまで大分、福岡両県に前年並の1400トンを出荷する予定。 式には同JA日田西瓜(すいか)部会(足立忠雄部会長、12戸)の農家、市場関係者ら約30人が参加した。出来栄えを見るため、スイカを割って色や糖度を確認。糖度は13度あった。 スイカはハウスや露地など計24ヘクタールで栽培している。この日はハウス栽培の1200玉を集荷。部会員が一つ一つにシールを貼り、大きさや形、傷の有無を確かめながら選果した。 足立部会長(68)は「春に曇りや雨の日が多かったため少し小ぶりだが、糖度は高くいいスイカになった」と話した。