声優変更の試金石?新作『ドラゴンボール』ミニキャラの声が話題 歓迎も「ベジータとクリリンは少し複雑」との声
10月よりフジテレビ系にて放送がスタートした完全新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA』。先日10月18日(金)放送の第2話では、孫悟空たち一同が神龍の力によって小さくなってしまったのだが、これによっておなじみの声優勢が総入れ替えとなり、大きな注目を集めた。 【画像】小さくなってしまった悟空たちを演じるキャストの皆さん&エピソードカット(全4枚) 大魔界に住むゴマーとデゲスの策略により、子どもにまで強制的に若返らされてしまった悟空たち。この小さくなった悟空や悟天の声は相変わらず声優の野沢雅子さんが担当しているのだが、それ以外の“ミニキャラ”役の声優は過去作からの総入れ替えとなった。
あくまで“ミニキャラ”新たな演技に期待大
堀川りょうさんのベジータ、古川登志夫さんのピッコロ、田中真弓さんのクリリンなど、聞きなれた声が変わり、ベジータ(ミニ)を三野雄大さん、ピッコロ(ミニ)を山口智広さん、クリリン(ミニ)を金田アキコさんなどが担当している。※以下敬称略。 これに対して、30年以上前にシリーズがスタートした長寿作品だけに、声優変更はやむなしとの声は多い。 特に今回、あくまで“子どもになってしまったキャラ”の声優変更ということで、SNS上でも「同じキャラでも、子どもの声と大人の声が違うことはよくあること。既存の声優さんたちでも良いと思うし、変わっても別に良いとも思う」「最初は違和感があったけど、子ども化されているビジュアルと声も可愛らしい印象で個人的には好きです」「子ども用のキャラなら問題ないと思う」と理解を示す声があがっている。 しかし一方で、悟空と同様に、ミニキャラとはいえ変わることに対し複雑に思うキャラクターとして、ベジータとクリリンなどが一部のファンから挙がっていた。 というのも、亀仙人の子どもバージョンや、ミスターサタンの子どもバージョンなどはシリーズ初登場なのだが、ベジータやクリリンに関しては、すでにシリーズで子ども時代が描かれており、それぞれ堀川と田中がそのまま演じていた。 特にベジータの子どもバージョンにいたっては、2018年公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』に登場したばかりだ。そのため、ネット上では「子どもの時から声変わってないクリリンはそのままで良かったかも」「少年期が既に描かれたクリリン、ベジータ、チチはそのまんまで良かったでしょ」「ベジータとかクリリンは若い時も声変わらんかったのにわざわざ声変えるんか」といった声があがっている。 もちろんコンテンツを長く続けるにはそうした対応を行う必要もあり、一部では、これがドラゴンボールシリーズの声優変更の試金石ではないかとも云われている。これから「ミニ」として作品を彩る新キャストの皆さんに注目しておきたい。