大雨や土砂災害を想定 消防・警察・自衛隊と連携を確認 青森・むつ市で総合防災訓練
青森朝日放送
青森県むつ市で大雨や土砂災害を想定した総合防災訓練が行われ、災害発生時の初期対応などを確認しました。 新型コロナウイルスの影響などで5年ぶりに行われた訓練には、海上自衛隊や消防など24団体からおよそ550人が参加しました。 大雨による災害が発生した想定で、ドローンを使って上空から災害の状況を確認し、土砂に埋もれた車2台を発見。災害救助犬が土砂に埋もれた車の中に閉じ込められた人を発見し、自衛隊や消防が救助していました。 【むつ市 山本知也市長】 「消防、警察、自衛隊という形で相互に協力しあいながら災害対応にあたっていくというのが訓練でも達成できたと思いますので、今後も実際に災害が起きないことを願っていますけれども、災害が起きた際にはしっかり連携してやっていきたいと思います」 さらに、防災フェアも同時に開かれ、小中学生が消火器の使用体験をしたり、市が導入を予定しているトイレカーの展示なども行われ、参加者たちが災害への意識を高めていました。