新居浜市長に古川氏 新人一騎打ちを制す(愛媛)
任期満了に伴う新居浜市長選は10日投開票され、新人の前県議古川拓哉氏(46)=無所属、同市寿町=が2万4275票を獲得し、新人で元副市長の加藤龍彦氏(70)=同、同市大生院=を5945票差で破り、初当選した。投票率は45・48%で2020年の前回を5・83ポイント上回った。 2003年の別子山村との合併後、市長選の選挙戦は4回目で、新人同士の対決は40年ぶり。期日前投票が前回を大幅に上回るなど市民の関心を一定程度集めた。ただ、人口減少、防災減災対策や地域経済活性化など、両候補の市政課題の認識は重なる部分も多く、政策論争は低調だった。
愛媛新聞社