楽天・早川隆久、早大先輩のソフトバンク・和田毅との投げ合いで勝利「いずれ越えないといけない壁」
◇5日 ソフトバンクタン1―5楽天(みずほペイペイドーム福岡) 楽天の早川隆久投手が早大の先輩で同じ左腕のソフトバンク・和田毅投手とのプロ3度目の投げ合いで初めて勝利投手をつかんだ。再三にわたってピンチを招きながらも6イニングで118球を投げて、7安打1失点の力投。今季5勝目をマークした。 「いずれ越えないといけない壁ではありますし、ここから自分が負け続けないようにしていかないといけないですし、後半もまたマッチアップがあると思うのででいい投手戦ができれば」。和田と投げ合うのは2022年6月19日、昨年4月26日に続いて3度目。これまでは和田がいずれも勝利投手となっていた。 今江敏晃監督も「早川が思い切って粘り強く投げてくれたっていうのとバッテリーでしっかりと明確に攻める気持ちを見せてくれた」とたたえた。 1回2死二、三塁の守備ではソフトバンクの5番・近藤に対してボール球を2球続けた後に申告敬遠で歩かせたが、指揮官は「一塁が空いているので、あそこは意地になっていくより冷静になっていった方がいいかなと思った」。塁が埋まったところで続く正木を空振り三振に仕留め、相手打線の勢いをそいだ。
中日スポーツ