今年も大みそか「孤独のグルメSP」放送 松重豊が先導も…反響次第では「孤独のグルメから身を引きます」
テレビ東京は、大みそかに俳優の松重豊(61)主演の同局人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ 2024 大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。」(後10・00)を放送する。 【写真】「孤独のグルメ2024大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。」に出演する(上段左から)光石研、雛形あきこ、(中段左から)塚本晋也、田中美佐子、(下段左から)泉谷しげる、鈴木砂羽(C)テレビ東京 同局の深夜ドラマとしてシーズン10作にわたり放送された松重豊主演の「孤独のグルメ」。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマで、大みそかのスペシャル放送は8年連続となる。 昨年の大みそかに放送された「孤独のグルメ 2023 大晦日スペシャル 井之頭五郎、南へ逃避行『探さないでください。』」では沖縄への逃避行旅行からまさかの台湾に続くなど、予期せぬ食の珍道中が定番となった井之頭五郎の大晦日だが、今回、五郎が降り立つのは日本海、長野の地。横浜にある映画館の館長の頼みで“とある映画のフィルム”を八王子に届けることになった五郎は、年末の仕事納めとして引き受けたはずだったが、行く先々でお願いを断れない五郎は予期せぬ事態に巻き込まれ、フィルムを運ぶため長野に向かうはめに。愛車のMINIで北へ向かうも、年末の休み返上、長距離運転でとにかく腹が減る。そんな五郎が行く先で出会う至極のグルメとは。 今年も豪華なキャストが勢ぞろい。五郎に八王子へ“映画のフィルム”の運搬をお願いする横浜の映画館の館長・梶原俊幸役に、俳優の光石研。その道中で五郎が寄るイタリア家庭食堂のママ役に女優の雛形あきこ。そして、八王子で映写機の貸し出しなどを行っている鈴木映画の鈴木社長を映画監督で俳優の塚本晋也が演じる。さらに長野で出会う焼き肉店の女将役に女優の田中美佐子、少し気難しい映写技師の岩田誠二役にシンガー・ソングライターの泉谷しげる、商工会婦人部の福永いずみ役に女優の鈴木砂羽が出演する。 松重は「シリーズ始まって13年、大晦日の特番を仰せつかって8年。挙げ句、年明け10日には劇映画『孤独のグルメ』も公開されます。この2年は私自身が音頭をとり、台本作りから全ての製作にも関わってきました。集大成と言ってもいい展開です。もしこの大みそかSPから映画への流れが視聴者の共感を得られず、映画の集客も見込めないような事態になれば、僕はかねて公言している通り、責任を取って『孤独のグルメ』から身を引きます。やるだけのことはやりましたので、あとは視聴者と観客の方々の判断に委ねます。どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。