見取り図盛山 よしもと漫才劇場10周年飛び入り祝福 中田カウスに感謝も舞台袖の師匠に衝撃受けた過去
大阪を主戦場にしている若手芸人の登竜門「よしもと漫才劇場」が10周年を迎え1日、大阪・なんばの同所で劇場の設立に尽力した上方漫才協会会長で漫才師の中田カウス(75)が会見した。また、同劇場や4周年を迎えた「森ノ宮よしもと漫才劇場」で活躍する総勢14組の芸人が1分ネタを披露し、会見に花を添えた。 カウスは「これからもたくさんの子が巣立っていってほしい」と、劇場の将来に期待を寄せるとともに「本日は巣立っていった子をひとり紹介します」と、イベントの予定にはなかった振りをして会場もザワザワ。 すると、漫才コンビ「見取り図」の盛山晋太郎(38)が登場。キョトンとした顔で「大阪帰ってきてちょっと寄ったら、なんか無理やり…」と強引にカウスから引きずり込まれたことを明かした。「まあ、楽屋番長やからね」と笑いかけられると、「いやいや、師匠は吉本の番長やないですか」とさすがの切り返しを披露した。 時間が許す限り舞台袖で若手の漫才を見続けてくれたカウスには感謝しすぎても仕切れない様子。いつもは眼光鋭く舞台を見つめていた師匠だったが「コロナ禍の時はアクリル板つけて漫才してたんですけど、それに舞台袖の師匠が映るのね。きょうも来てくれたはるわ、と思ってたらゴルフのパターの動きをしてました」とオチをつけ、会場の笑いを誘っていた。