【MLB】オルビーズ、ルーカー、アライズの3人がワールドシリーズ特派員を担当 現役選手の起用は4年連続に
昨年のワールドシリーズではムーキー・ベッツ(ドジャース)が特派員を務め、秋の「頂上決戦」の舞台裏などをファンに届けていた。しかし、ベッツは今年、ドジャースの一員としてワールドシリーズに出場する立場である。そこで今年は3人の現役選手がワールドシリーズの特派員を務めることになった。オジー・オルビーズ(ブレーブス)、ブレント・ルーカー(アスレチックス)、ルイス・アライズ(パドレス)の3人である。また、タイガースの有望株マックス・クラークもメタ社のインスタグラムアカウントでオリジナルコンテンツを配信していく予定だ。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 2021年にワールドシリーズ制覇を経験したオルビーズは、ワールドシリーズの開幕前日に行われるメディアデーと、日本時間10月26日に行われるワールドシリーズ第1戦で特派員を務める。ルーカーとアライズは舞台がニューヨークに移されたあと、日本時間10月29日に行われるワールドシリーズ第3戦で特派員として活動する予定だ。 オルビーズとルーカーはワールドシリーズの試合前や試合後に選手やコーチへのインタビューを担当。また、観戦に訪れた有名人とトークをしたり、「MLBネットワーク」の番組に出演したり、MLBのプラットフォームで独自の見解を発信したりして、ワールドシリーズを盛り上げていく。 一方、アライズはスペイン語公式サイト「Las Mayores」と連携して特派員としての活動を行う。選手やコーチにインタビューをしたり、独自のコンテンツを制作していく予定のようだ。 クラークは日本時間10月27日に行われるワールドシリーズ第2戦の舞台裏を取材し、その模様をファンに発信していく。選手やファンと交流したり、ドジャー・スタジアムのフードを紹介する予定となっている。 なお、MLBが現役選手をワールドシリーズの特派員に起用するのは4年連続である。2021年はブレット・フィリップス(当時レイズ)、2022年はトリストン・マッケンジー(ガーディアンズ)、昨年はベッツが特派員を務めていた。ワールドシリーズの試合はもちろん、特派員たちが発信するコンテンツにも注目だ。