紫金山・アトラス彗星はっきり 柳田星の観察館撮影
●10月中が目撃チャンス 石川県柳田星の観察館「満天星」(能登町)は13日の日没後、同町柳田植物公園から尾を引く紫金山(ツチンシャン)・アトラス彗星(すいせい)を撮影した。日本では4年ぶりに肉眼で観察できる彗星として話題となっており、学芸員は「大きさにびっくりした」と話した。 宇佐美拓也学芸員によると、同彗星は太陽の周りを回っており、目撃できるのは今回が最後で、今月中旬から下旬にかけて日没後の西の空で見つかりやすいという。同館は19、20、22日に観察会を予定する。