JAL、A350-1000 3号機就航 24年度に8機体制
日本航空(JAL/JL、9201)の新長距離国際線機材エアバスA350-1000型機の3号機(登録記号JA03WJ)が、4月12日に就航した。14日に羽田-ニューヨーク線(JL6/5便)の運航2往復目に入り、復路便となるニューヨーク発JL5便が15日に羽田へ到着した。3機体制になったことから、2路線目の羽田-ダラス・フォートワース線に17日からA350-1000を投入する。 【写真】羽田に到着するJALのA350-1000 3号機JA03WJ 3号機はエアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを現地時間3月30日に出発。31日に羽田へ到着した。 座席数は4クラス239席で、ファーストクラスが6席(1列1-1-1席)、ビジネスクラスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、ファーストとビジネスには、JAL初となるドア付き個室タイプのシートを導入した。 A350-1000はJALの国際線フラッグシップで、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線に就航。初号機(JA01WJ)が1月24日、2号機は2日後の26日に就航している。今年度内に8機体制を目指し、3路線目の羽田-ロンドン線には年度内に投入を計画している。
Tadayuki YOSHIKAWA