新たな記念碑（写真中央）の前で、2冠の「2」を示すサッカー部員たち

　2023年度の高校サッカー全国大会で、高円宮杯U－18プレミアリーグファイナルと、全国高校サッカー選手権を制して2冠を達成した青森山田高校サッカー部の功績をたたえる記念碑の除幕式が7日、青森市の同校敷地内で行われた。 　記念碑は16年度のプレミアリーグと全国選手権の2冠（2基）、18年度の全国選手権制覇、19年度のプレミアリーグ日本一、21年度の全国高校総体とプレミアリーグ東地区、全国選手権の3冠に続き6基目。 　新たな記念碑は白御影石で製作され、高さ約1.4メートルの本体の上に直径45センチのサッカーボールを模した石碑が載っている。本体には各大会のスコアや監督、出場選手名などが刻まれ、全国選手権優勝時の集合写真も彫刻した。6基とも同市内の石材店「番地銘石」が製作し、同校校門近くに並んでいる。 　除幕式で花田惇校長は「今回の石碑も一つのステップとして、今後も目標を達成できるようますます精進して」と部員たちを激励。正木昌宣監督は式後、「部員たちは記念碑を見て、昨年の先輩たちの努力を思い返し、記念碑を増やせるよう頑張ってほしい」と語った。