納骨堂“経営破綻”も契約 詐欺容疑で書類送検の宗教法人代表ら3人不起訴処分に 札幌「御霊堂元町」
札幌の納骨堂が、事実上経営破綻していたにもかかわらず利用者と契約を結び、およそ200万円をだまし取ったとして、運営していた宗教法人の代表ら3人が書類送検された事件。札幌地検は3人を不起訴処分としました。 14日付けで不起訴処分となったのは、札幌市東区で納骨堂「御霊堂元町」を運営していた宗教法人白鳳寺の代表と元職員ら3人です。白鳳寺は「御霊堂元町」の経営に失敗して経営破綻状態に陥り、おととし「御霊堂元町」の土地と建物は競売にかけられ、札幌の不動産会社に渡りました。 道警は、そのような状況にもかかわらず札幌の女性ら2人と納骨壇の契約をし、永代供養料としておよそ200万円をだましとった詐欺の疑いで、今年6月、代表ら3人を書類送検していました。 札幌地検は、3人の不起訴について理由を明らかにしていません。
HTB北海道ニュース