泉房穂氏

　前兵庫県明石市長の泉房穂氏が4日、ニッポン放送でパーソナリティーを務める新番組「泉房穂の情熱ラジオ」（金曜後6・00）に生出演した。 【写真あり】ホームで起きた“奇跡”に驚いた泉房穂氏 　1週間のニュース振り返りや最新ニュース、さらに報道の裏に隠されたポイントを泉氏が独自の視点で解説する番組。番組冒頭には「うれしいですねえ」と声を上ずらせて喜んだ。 　また「子供のころからラジオのパーソナリティーに憧れてまして、まさか実際、こういう形で実現できてうれしいです」と話しつつ、「この私を生放送（に起用する）っちゅうのは、ニッポン放送も勇気ありますね」と笑った。 　アシスタントの熊谷実帆アナウンサーからは「泉さんには3つ夢がありまして…」と振られた。泉氏は「子供のころから地元・明石の市長になりたかったのと、あとはプロ野球で3冠王を獲りたかったのと、ラジオのパーソナリティー、この3つやったんです」と告白。「人生3つの夢のうち、明石市長にもなって、いい街になりましたし、2つ目のラジオパーソナリティーにもなりました」と自負し、「あとは3冠王だけやね？」と続けた。 　熊谷アナが「まだ狙ってるんですか？」と驚くと、泉氏は「最近、バットを買って、素振りを始めて頑張ろうかと」とジョークを飛ばしていた。 　少年時代は「中島みゆきのオールナイトニッポン」など、ラジオを聴いて育ったという泉氏は「ラジオって可能性あると思うんですよ」と主張した。「もちろんテレビも大事ですし、いろんなジャンルが大事ですけど、ラジオは一定程度の長さがあって、いろいろ言いたいことが言える時間がある」。ラジオの利点を力説しつつ、「リスナーとのキャッチボールというか、お便りとか、リスナー一人一人を応援する。私もリスナーの1人として勇気づけられてきましたから」とも話していた。