朝ドラ『虎に翼』主題歌は米津玄師 伊藤沙莉「ガッツポーズをかましました」
伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説第110作『虎に翼』の主題歌が米津玄師「さよーならまたいつか!」に決定した。 【写真】『虎に翼』クランクイン時の伊藤沙莉 2024年度前期、NHK東京が制作を務める本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描いたリーガルドラマ。 タイトルの『虎に翼』とは、中国の法家・韓非子の言葉で、「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」という意味がある。五黄の寅年生まれで“トラママ”と呼ばれたという本作のヒロインのモデル、三淵嘉子にちなみ、主人公の名前は寅子(ともこ)で、あだ名は“トラコ”。法律という翼を得て力強く羽ばたいていく寅子が、その強大な力にとまどい、時には悩みながら、弱き人々のために自らの翼を正しく使えるよう、一歩ずつ成長していく姿がイメージされている。 NHKよるドラ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を受賞、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)などを手がけてきた吉田恵里香が脚本を担当する。 主題歌を担当する米津は、「自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした」と胸中を明かし、「『毎朝聴けるものを』と意気込み作りました」とコメント。 主演の伊藤は米津が主題歌を手がけることについて、「心のなかでこれでもかってくらい ガッツポーズをかましました」と喜びのコメントを寄せた。 また、初回放送日が4月1日に、全26週(130回)で放送されることも発表された。 コメント ●米津玄師(主題歌) まさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ「毎朝聴けるものを」と意気込み作りました。よろしくお願いします。 ●伊藤沙莉(主演) 米津さんの作る作品に 何度心を揺さぶられたか。 温められ、救われたかわかりません。 最初お名前をお聞きしたとき、 へー!やったー!なんていいながら、 心のなかでこれでもかってくらい ガッツポーズをかましました。 『虎に翼』を象る最高のオープニングになると思います。 今からオープニングがとても楽しみです! ●尾崎裕和(制作統括) 米津玄師さんに主題歌を作っていただくという制作者としての夢がかなってしまいました……。寅子に寄り添い……その思いが力強く空間も時代も超えて広がっていく、『虎に翼』をより高く羽ばたかせてくれる素晴らしい楽曲をいただきました。『虎に翼』のスタートは4月1日月曜日です。米津さんの歌声とともに毎朝を迎えられる至福を、みなさんと一緒に味わえることが今から楽しみでなりません。
リアルサウンド編集部