さすがに“617日間”の離脱は多すぎる…… 天才だったはずのリヴァプール司令塔に出口は見えず「地獄のような衰退」
今季も5分しかプレイできていない
今季このまま5分間のみの出場でシーズンを終えてしまうのだろうか。リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラにとって悪夢の時間が続いている。 チアゴは今季開幕当初より負傷離脱しており、今年2月のアーセナル戦で復帰。途中出場から5分だけプレイしたのだが、試合後には再び怪我を負ってしまったことが明らかに。そこから離脱が続いていて、今後のキャリアが見通せない状況だ。 この現状に仏『Foot Mercato』は「地獄のような衰退」と取り上げていて、天才MFと評価されてきたはずのチアゴは苦しい時間を過ごしている。 同メディアはリヴァプールの戦力とはカウントしづらいと見ており、これだけの負傷トラブルが続けば居場所を確保するのは難しい。 「チアゴ・アルカンタラにはトンネルの終わりが見えていない。新型コロナウイルスによる離脱期間もあったが、膝、ふくらはぎ、臀部、太もも、そして股関節と、怪我が続いてきた」 「彼にはもはやリヴァプールでの将来はないように見える。加入以来、合計617日間離脱していたことになり、多すぎる。レッズにはマクアリスター、遠藤、ショボスライ、バイチェティッチら中盤に必要なピースが揃っている。リヴァプールが2024年6月までとなっているチアゴとの契約を延長することはないと見られているが、これも驚くべきことではない」 32歳を迎えているチアゴはキャリアのピークを過ぎてしまったのか。本来の実力はリヴァプールMF陣の中でも1、2を争うレベルのはずだけに、リヴァプールで本領を発揮できずにいるのが残念だ。
構成/ザ・ワールド編集部