橋本愛「精神的にギリギリなシーンも」新宿ホスト殺人未遂事件のインスパイア映画主演「演じるべきでは無いのでは」葛藤も
女優の橋本愛が3日、都内で行われた主演映画「熱のあとに」の公開記念舞台あいさつに、共演の仲野太賀、木竜麻生らと出席した。 同作は2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされた「愛」を描く物語。 約5年ぶりの主演作となった橋本は、愛するあまり人をあやめかけた過去を持つ役柄。オファー当初は題材の重さから「演じるべきでは無いんじゃないか」と葛藤もあったが「最後まで責任をもってやり遂げようと決めていた」と前向きに撮影に臨んだことを話した。 撮影ではオンオフの切り替えを意識していたことも明かし、「役者さんによっては普段から(役に)なりきる方法もあると思ったけど」としつつ「私自身は結構、本体が壊れてしまうと表現の精度が下がるタイプの人間だなって分かってきたので、表現する時だけ、どこまでも突き抜けられるような準備をしていた」と説明。また「精神的にもギリギリだったシーンもたくさんあったけど、キャストやスタッフの皆さんがすごく温かくて。私は私のままでいさせてもらえた現場だった」と振り返った。