NHK大河「光る君へ」第19話視聴率10・8%で2ケタ復帰「誰この美人」「45秒の出演でオーラ」と話題
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第19話が12日に放送され、世帯平均視聴率が10・8%となったことが13日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 【写真】本郷奏多のスキンヘッド姿にネット反響 初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては1989年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字でスタート。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。第7話は10・9%。第8話は10・8%。第9話は11・2%。第10話は10・3%。第11話は11・4%。第12話は10・6%。第13話は10・9%。第14話は10・8%。第15話は10・7%。第16話は10・5%。選挙速報の影響で10分遅れ開始となった第17話は10・1%。第18話は9・4%で初の1ケタ台。今回は前回から1・4ポイントアップ。個人視聴率は6・3%だった。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第19話は「放たれた矢」。道長(柄本)が右大臣に任命され公卿の頂点に。これを境に先を越された伊周(三浦翔平)との軋れきが高まっていく。一方まひろ(吉高)は、ききょう(ファーストサマーウイカ)のはからいで内裏の登華殿を訪ねることに。定子(高畑充希)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も現れ…。ある夜、隆家(竜星涼)は、女に裏切られたと落ち込む伊周を強引に女の家へ連れていく。これが大事件へと発展することに…という展開だった。 今回は本郷奏多が演じる花山院が再び登場。隆家が放った矢に腰を抜かすほど驚いたが、スキンヘッド姿にネットでは「一瞬美人の尼さんかとおもった!」「美しいお姿」「恐れおののく表情も絶品でしたね!」「45秒の出演でも花山院の美しさ、オーラがありましたね」「誰この美人」といった声が上がった。
報知新聞社