日本ハム・今川優馬、250万円ダウンの年俸1550万円でサイン 今オフは『化ける』、肉体改造でポジション奪取
日本ハムの今川優馬外野手(27)が27日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、250万円ダウンの年俸1550万円でサインした。2022年に2桁の10本塁打を放った右の大砲も、23、24年は本塁打ゼロ。今オフは「化ける」をテーマに肉体改造し、ブレークした水谷からポジションを奪い取ると決意を口にした。 神妙な面持ちで会見場に現れた。視線は既に来季へ向いている。「『変わらなかった』と思われたら、そこで終了だと思う。大きく印象を変えないといけない」。オフは無休でトレーニングを続けており、体重はシーズン中と比べると5キロ増の約92キロ。パワーに磨きをかけている。 「化ける」必要性を感じたのは、ライバルが強力だから。左翼のポジションをつかんだ水谷は193センチ、99キロの巨漢で、パワフルな打撃が持ち味。今川は「水谷以上に打たないといけないし、守らないといけない」と対抗心を隠さない。 体重増と並行し、現在はスプリントのトレーニングにも力を入れている。「走攻守全てでレベルアップしないと。(壁を)ぶち破りたい」。2月のキャンプインまで2カ月余り。この自主トレ期間を勝負と位置付け、変身を図っている。
中日スポーツ