アリババ株購入がポジティブなシグナル 中国
【東方新報】中国のハイテク大手阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)は23日夜、共同創業者の馬雲(ジャック・マー、Jack Ma)氏と蔡崇信(Joseph Tsai)会長が最近、同社株を積極的に購入していることを確認し、彼らがアリババの発展の見通しに自信を持っていることを示した。 米証券取引委員会(SEC)が公開した文書によると、蔡会長は、アリババの米国株約1億5100万ドル(約222億円)相当を購入した。 アリババによると、2023年にアリババは合計8億9790万株の普通株式を買い戻し、米国と香港の両株式市場で購入したという。 アリババは、5年連続で自社株買いを続けていることを強調し、同社の将来の発展に対する確固たる自信を示した。 2023年12月31日現在、同社の取締役会が承認した2025年3月まで有効な株式買い戻し計画の残高が117億ドル(約1兆7329億円)であると、アリババは付け加えた。 アリババのパートナー兼グループ最高人事責任者(CPO)の蒋芳(Jiang Fang)氏は11月、社内ネットワークで、馬雲氏はアリババ株を1株も売却せず、アリババ株を保有し続けると述べた。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。