子ども伝道師 事例発表 とっとりSDGsシーズン終了
持続可能な開発目標(SDGs)への県民の関心を高める、鳥取県の普及啓発強化期間「とっとりSDGsシーズン2024」の終了に合わせ、とりぎん文化会館で4日、取り組みの最後を飾るイベントがあった。児童生徒がSDGsについて学び、実践する「とっとりSDGs子ども伝道師」の任命式や事例発表などがあり、来場者が熱心に耳を傾けていた。 子ども伝道師には湖東中、桜ケ丘中、福生中の生徒が任命され、それぞれの取り組みが発表された。桜ケ丘中2年は、SDGsの視点から地域課題を探求する「さくら未来プロジェクト」に取り組んだ成果として、地域の農作物のブランド化を図るパッケージのデザインや地元食材を生かした「鳥取大好き焼き」と名付けたすき焼きなどを紹介した。 このほか、川柳コンテスト表彰式や、子ども伝道師の作品展示などもあった。来場した同市の70代女性は「若い目線ならではの未来を思う取り組みに胸がいっぱいになった」と話した。
日本海新聞