いよいよ準々決勝…山東vs横浜FM、中国メディアは付け入る隙があることを主張「新監督のチームは仕上がりが不十分」 | AFCチャンピオンズリーグ
【国内サッカー・ACL 最新ニュース】3月6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-2024・準々決勝第1戦の山東泰山(中国)vs横浜F・マリノス戦が行われる。 中国メディア『搜狐』は5日、ACL2023-2024・準々決勝第1戦の山東vs横浜FM戦に関するプレビューを掲載した。 『搜狐』は、山東の本拠地『済南奥林匹克体育中心』で行われる準々決勝第1戦では「2つのポイントが勝敗を分けるだろう」と分析。些細なディテールが大きな差になることを予想した。 「重要な2つのポイント、それは『メンタル』と『リズム』だ。山東はメンタル面でより安定する必要があり、世論をはじめとする周囲も冷静になる必要がある。中国勢唯一の勝ち残りチームであるという栄光の感覚を忘れ、横浜F・マリノスを川崎フロンターレよりも強力な相手とみなすべきだ」 「リズム面では適度なハイプレスが必要で、中盤は相手に楽をさせてはいけない。ただし、味方の位置を観察し、リスク管理をしながらタイミングよく前に飛び出し、焦ってはいけない。不必要なファウルやデリケートなエリアでのミスも減らさなければならない。長所を生かし、短所をカバーする」 『搜狐』は、山東のストロングポイントとして「選手の個人能力やセットプレー、空中戦の強さ」などを挙げている。また、両者はグループステージでも対戦しており、その際は横浜FMが1-0、3-0で連勝を飾っているが、同メディアは「チェ・ガンヒ(山東の監督)がリベンジを果たすには好都合かもしれない」と付け入る隙があることを主張した。 「幸いなことに、横浜FMのハリー・キューウェル監督は就任してまだ間もない。チームは、オーストラリアの伝説的プレーヤーだったキューウェル監督のやり方に順応する途中段階であり、これは山東にとって生かすべき点だ。ACLの2試合とJリーグでのパフォーマンスから状態が分かるが、キューウェル監督が率いるチームの仕上がりはまだ十分とは言い難い」 準々決勝第1戦は、3月6日19:00にキックオフを迎える。同試合はDAZNで18:50から独占ライブ配信する。