退任を発表したクロップは5位 マンUのレジェンドが選んだプレミアリーグ史上最高の監督5人
1位はファーディナンドが長年仕えた監督
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が退任を発表したり、ミケル・アルテタ監督にアーセナル退団の噂が流れたりと、監督について話題が多かったここ数日だった。そんななか、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、リオ・ファーディナンド氏が英『GIVE ME SPORT』にて、プレミアリーグ史上最高の監督5人選出した。 5位:ユルゲン・クロップ 5位には先週退任を発表したリヴァプールのユルゲン・クロップ監督が入った。2015年にリヴァプール監督に就任したクロップ監督は、最初のフルシーズン16-17シーズンで4位フィニッシュに導いた。プレミアリーグのタイトルは2019-2020に獲得し、今期も21節終了時点でリーグ戦首位で、2度目のリーグタイトルを掴み取るべく奮闘中だ。 4位:ジョゼ・モウリーニョ ジョゼ・モウリーニョ氏はチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムを指揮した経験を持ち、プレミアリーグを3度制覇している。チェルシーの監督就任後2シーズン目でプレミアリーグを制覇し、世界のトップ監督の1人としての地位を確立した。今期は成績不振からASローマを解任されたが、行動がニュースになるなど現在も最注目監督の1人だ。 3位:アーセン・ヴェンゲル アーセナルの元監督アーセン・ヴェンゲル氏最大の功績は間違いなく、アーセナルが無敗で終えた2003-2004シーズンだろう。この無敗終章の記録はまだ破られていないものだ。ヴェンゲル氏がアーセナル監督時代に獲得した最後のタイトルは、2017年ウェンブリー・スタジアムで行われたFAカップ決勝でチェルシーを破ったときだ。 2位:ジョゼップ・グアルディオラ ジョゼップ・グアルディオラ監督が2016年にシティ指揮官に就任以来、5度のプレミアリーグを獲得し、現在3連覇中だ。今シーズンも前例のない4連覇を目指している。グアルディオラが監督に就任後、シティはリーグを支配しており、他の現役監督を彼より上位に考えるのは難しい。 1位:サー・アレックス・ファーガソン 1位にはファーディナンドが長年仕えた、マンチェスター・ユナイテッド元監督のサー・アレックス・ファーガソンがランクインした。ファーガソン氏はプレミアリーグを13度獲得しており、今後破られることが難しいとされている記録だ。ファーガソン氏が最後に獲得したタイトルは、2013年のプレミアリーグで、2位のマンチェスター・シティに11ポイント差をつけて優勝した。「ファーガソン氏は間違いなくプレミアリーグ史上最高の監督として語り継がれるだろう」と英『GIVE ME SPORT』は締めくくった。
構成/ザ・ワールド編集部