『明治撃剣-1874-』メインビジュアル　（C）2024 Crunchy Onigiri, LLC

近代日本の激動の黎明期を描く歴史エンターテイメント『明治撃剣-1874-』が、2024年1月14日（日）よりBS松竹東急で放送スタート。その世界観やキャスト情報、メインスタッフからのコメントなどを一気にお届けしよう！ 【関連画像】公開された『明治撃剣-1874-』メインキャラ設定・場面カットはこちらでチェック！（写真37点） 物語の舞台となるのは明治時代初期となる1874年の近代日本――大政奉還から７年を経て明治政府は、欧米列強国に追いつくべく富国強兵策を推し進める。一方、そうした西洋化の波にあらがい「武士の世を再び」と政府転覆の陰謀を密かに企む人々もいまだに残り続けていた。価値観が大きく揺れ動く時代の中で、元会津藩士・折笠静馬をはじめとする登場人物たちが真剣に悩み生き抜こうとする姿がシリアスかつハードに描かれていく。 見どころは銃が広まる時代の中、剣にこだわり戦う侍の魂を持ち続ける元武士たちによるケレン味ある派手な剣戟アクション。さらに静馬と生き別れになった恋人の澄江との悲恋、過去に謎を秘めた無宿浪人・修羅神狂死郎の隠された復讐心、武士道への憧憬と拘泥から陰謀を巡らす黒幕たちなどなど、数奇な運命と複雑に絡み合う人間模様が魅力的に描かれていく。 また大久保利通、岩倉具視、江藤新平、木戸孝允、松平容保、西郷隆盛といった実在した歴史上の人物も数多く登場。「史実の裏に隠されたドラマ」が大河作品のように描写されていくところも、注目ポイントとなりそうだ。 主人公の元会津藩士・折笠静馬役を演じるのは中村悠一、静馬のライバル的存在となる剣士・修羅神狂死郎役には三上哲、翳りのある謎めいた芸者・雛鶴役に黒沢ともよ、英国公使とつながりを持つ女性記者・黒木せんり役にLynnなど、人気実力を兼ね備えたキャスト陣がずらり勢揃い集結。彼らによってどのような物語が紡がれていくのか期待は高まるばかりだ。 アニメーション制作は、2024年4月放送予定のTVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を制作中の新進気鋭のスタジオ「つむぎ秋田アニメLab」。本作は同スタジオの代表・櫻井司と『すもももももも 地上最強のヨメ』や『よくわかる現代魔法』などを手掛けた脚本家・戸塚直樹（本作のシリーズ構成も担当）による原案の完全オリジナル作品となっている。 監督は『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を手がけた玉村仁、さらにキャラクターデザインは錦織成（『アリスと蔵六』）・小峰正頼（『アンゴルモア元寇合戦記』）、音楽は片山修志（『幼女戦記』『オーバーロード』）といった、選りすぐりの精鋭スタッフ陣が集結した。 玉村監督は「『時代劇』が持つ娯楽のエッセンスを存分に織り込んで大事に演出した」と本作への取り組み方を語り、つむぎ秋田アニメLab代表の櫻井は「設立間もない会社が挑むにはかなりの背伸びが必要でしたが、スタッフ一同の頑張りでなんとかやり切れたと思います」と完成した映像への自信をうかがわせるコメントを寄せている。 『明治撃剣-1874-』は2024年1月14日（日）よりBS松竹東急（全国無料放送）で放送スタート。2024年1月14日（日）23時30分よりdアニメストアにて先行配信開始後、各配信サイトで2024年1月17日23時30分（水）より順次配信が始まる予定となっている。 完全オリジナルならではのエンタメ感満載の新感覚時代劇、その全貌はもうじき明らかになる……！ （C）2024 Crunchy Onigiri, LLC