富栄ドラム 「VIVANT」エージェント役から水夫役で舞台初挑戦「しっかり稽古を」
昨年に超話題ドラマ「VIVANT」に出演しブレークした元幕下の富栄ドラム(31)が、「ルール~『十五少年漂流記』より~」(5月16~26日、東京・よみうり大手町ホール)で舞台に初挑戦することが25日、分かった。 【写真】ルールに出演する個性派の面々 孤島に流れ着いた学生たちが極限状態で生き抜く姿をフランスの大作家、ジュール・ヴェルヌの名作「十五少年漂流記」をもとに描く。見習い水夫・モコを演じるドラムは「人生初めての舞台で緊張しますが、新しい物語の世界に入っていく事にとてもワクワクしています」と胸を高鳴らせている。 中学卒業後に大相撲の世界に飛び込み、168センチの小柄な体ながら最高位は幕下6枚目。腰や股関節のけがが理由で2021年に引退したが「VIVANT」で演じた有能なエージェント役で一躍ブレークした。「これまでとはひと味違う一面を見ていただけるよう、しっかり稽古を積んで、みんなのエネルギーと融合した最高のモコを作りあげたい一心です!」と元力士らしいコメントで意気込んでいた。