京王の「闘魂トレイン」内覧会に登場した藤波辰爾(右)とアントキの猪木

　プロレス界のスーパースター、故アントニオ猪木さん（享年79）が鉄道車両を〝ジャック〟だ。「闘魂トレイン」の内覧会が14日、東京・稲城市の京王電鉄若葉台車両基地で行われ、〝炎の飛龍〟ことドラディションの藤波辰爾（70）とタレントのアントキの猪木（51）が参加した。 【写真】車内を見て回る藤波とアントキの猪木 　東京・京王百貨店新宿店において今月20日から26日まで開催される「超・燃える闘魂　アントニオ猪木展」を記念し、京王電鉄の協力で実現したもの。車内には猪木さんのファイトシーンなどのポスター約100種、計約1000枚が掲出され、車両の先頭には猪木さん仕様のヘッドマークが付けられている。 　また、今回は特別に「超・燃える闘魂　アントニオ猪木切符」も販売される。台紙には猪木さんのサインのレプリカや、往年のファイトシーンなどの写真がデザインとして取り入れられた。 　猪木さんで埋め尽くされた車内を見た藤波は「これは朝から目が覚めるね。プロレスファンはたまらないよ。これに乗り合わせた方はラッキー。10号車、ずっと猪木さん、これはすごい」と大絶賛。アントキの猪木は「（猪木さんに）『元気ですか！』って言われているみたい。上から『バカヤロー！』と言ってそうです」と語った。 　闘魂トレインは今月16～30日に運行される予定だ。