伊ダービーを前に難敵を下して首位再浮上のインテル、インザーギは21歳の逸材に賛辞「彼がいて幸運」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】インテルのシモーネ・インザーギ監督が、日本時間29日に行われたセリエA第22節フィオレンティーナ対インテル戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。 【動画】フィオレンティーナ×インテル|ハイライト セリエA第22節||2023-24シーズン
スーペルコッパ・イタリアーナ決勝戦でナポリを下し、大会3連覇を果たしたインテル。しかしその間、リーグ戦で1試合多く消化したライバルのユヴェントスに首位の座を奪われた。 そんな中、マッシミリアーノ・アッレグリのチームはエンポリと引き分けて53ポイント止まりとなったが、インテルは敵地で難敵フィオレンティーナを1-0で下して54ポイントを獲得し、次節のイタリアダービーを前に首位浮上に成功した。指揮官のシモーネ・インザーギが『ダゾーン』のインタビューで自身の見解を語った。 「勝てないかもしれないという不安はあった。前半に1-0とした後も、数多くのチャンスがあったが、(ピエトロ)テラッチャーノが素晴らしかった。後半もカウンターからチャンスがあったが、いつもならもっとうまくフィニッシュできていたはずだ。しかし全ての試合が難しい。フィオレンティーナのようなチームとフィレンツェで対戦するとなれば、なおさらだ。フィレンツェが非常に重要なステージであることは分かっていた」 中盤では、出場停止のハカン・チャルハノールに代わって21歳のアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニがフル出場し、14分のラウタロ・マルティネスの決勝点を演出した。インテル指揮官は、若き逸材に賛辞を贈った。 「クリスティアンは極めて素晴らしかったが、彼の実力に何ら疑いはなかった。計り知れないクオリティを持っているだけに、あと1年間、チャルハノールの控えとして過ごせるかどうかに疑問はあった。しかし彼はチームに100%溶け込めている。良いトレーニングをしているし、彼のような若者がチームにいることは幸運だ。彼がアシストを記録したことに満足している。これは、彼がどんな若者であるか、どんなトレーニングをしているかの証明になった」 さらにインザーギは、首位攻防戦となる次節のイタリアダービーへ目を向けた。 「快進撃を見せている2チーム同士の対戦だ。最善の準備をして最高の状態で臨みたい。前半戦で対戦した時と同じような準備をしなければならない。次戦は我々のホームでプレーするが、サポーターがいてくれることは極めて重要だ。今夜も多くのファンが足を運んでくれて、最後まで応援してくれた」 試合情報 インテル vs ユヴェントス 試合時間:2024年2月5日(月)日本時間4:45 会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
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