給料の8割は食費に消える、大食い女王もえのあずき「今年は熊が食べたい」
「元祖!大食い王決定戦~2017爆食女王戦・本選」(テレビ東京系)で前人未到の3連覇を達成した爆食女王・もえのあずき(バクステ外神田一丁目)。8日には内藤剛志主演の連ドラ「警視庁・捜査一課長 season2」(テレビ朝日系)でドラマ初出演にして大盛りラーメンを平らげるなど、満腹中枢の崩壊がとまらない。絶好調、もえのに話を聞いた。 【写真特集】爆食女王もえのあずき、ヤフーの社員食堂で「いただきま~す」
爆食女王戦、3連覇の快挙
3連覇の快挙を成し遂げた爆食女王戦だが、いまや追われる立場のもえのは出場者全員にとって最大の敵。周囲の見る目も厳しく、逆風の中での戦いとなった。 「でも逆に燃えました。みんながかかってくるのを感じた。番組もちょっと流れを変えたかったのかもしれないけれど、そんなことは関係なしに『勝つぞ』っていう気持ちだけで戦いました。私にだって私の人生があるんで(笑)」 より高みを目指すつもりだ。 「女性限定の戦いでは3連覇してるんですけど、男性をふくめた混合戦では勝てないので、男性に勝ちたいですね。(男性は)やっぱり食べっぷりが違います。筋力も違うし、全体的な大きさも違う」 笑顔の中にも勝負師のまなざし。だが、やはりプロのアイドルでもある。 「戦っている間に一番困ることは、カメラ映り。かわいく映ってるかな、って(笑)。必死に食べているばかりで、あとでテレビを見て悲惨な感じになっていたら困るので。男性はワイルドでいいかもしれないですけど、女子だし、かわいさは意識します」 宿敵も、試合が終われば友。大食い仲間と食事に繰り出すこともあるそうだ。 「基本的に食べ放題に行って、みんなで気を遣わずにいっぱい注文しますね。こないだもハンバーグの食べ放題に女子3人で行き、お店の全メニュー、2周分食べました」
じつはセレブキャラ
そんな豪快な食べっぷりを明かすもえのだが、アイドルになった当初は育ちのよさを前面に押し出したセレブキャラであるとともに、10代のころから株取引を始めたというビジネス的キャラでもあったのだから人生はわからない。 「あるときバクステ(もえのが所属する秋葉原のアイドル育成型カフェ)で大食い大会をやって、一人だけすごい勝っちゃって……そのとき、まわりの人が本当に食べられないっていうことに気づいたんです。みんな演技しているのかな?と思うぐらい少なくてびっくり」 家族も全員食べることが好きで、食べ物は一切残さないのが家訓なのだとか。もえのは、1カ月どれぐらい食べているのだろうか。 「給料の8割は食費に消えます。嫌いな食べ物はないんですけど、試合で出たらちょっと嫌だなっていうものはありますね。噛みにくくてあごが疲れてしまう料理などです」