川上麻衣子「態度がめちゃくちゃ悪くなって」 9歳の時に過ごしたスウェーデンから帰国を強いられた理由
女優の川上麻衣子(58)が6日までに更新されたYouTube「丈熱BAR」にゲスト出演。幼少期を過ごしたスウェーデンでのエピソードを披露した。 川上はスウェーデン・ストックホルム生まれ。1歳の時に一度日本へ帰国し、9歳の時に再びスウェーデンで生活を始めた。 川上が暮らした1970年代は現地に日本人も少なく、小学校にはスウェーデン語を話せない、外国人だけのクラスがあったという。さらに川上の母親が仕事で家を空けていたため、スウェーデン人の家庭に預けられることに。「(学校でも家でも)一切、日本語を喋れなくなって、1カ月半か2カ月目くらいの時に夢を見て。それがスウェーデン語だったんですよ。そしたら、その日から日本語が出なくなって…。(思考が)全部、スウェーデン語になっちゃって、子どもってすごいんですよ」 驚くべき順応性。ただ、言語は思わぬ「変化」も、もたらした。「母親と会っても、なかなか日本語が出ないようなこともあって、態度がめちゃくちゃ悪くなって…。日本語を喋る時はいいんですけど、スウェーデン語になると、態度がガラッと変わって…。目つきから何から、二重人格っぽくなるらしく…」 川上が体験談として、日本とスウェーデンの「違い」に挙げたのが授業態度。基本的に静かに大人しく、先生の話を聞く「受け身」の日本に対し、スウェーデンは「(内容が)分かんなかったら、“先生、分かんないよ”って平気でできるんですよ」と当時を振り返る。 ホスト役の丈(小野寺丈)が「(そういう環境で)結構、荒々しくなっちゃう?」と尋ねると、川上は「机の上、座るのも平気だったし、“先生、早い、早い、早い。そんなんじゃ分かんない”って」 当初は2年間、現地に住む予定でいたものの、「親が“このままじゃ、日本へ帰ったら生活できない”って」北欧生活にピリオドが打たれたそうだ。