サウジアラビアへ向かった選手を代表へ呼ぶべきか オランダ代表に通算90キャップのベテランが戻ってきた
EURO2024参戦なるか
最近は欧州からスター選手を集めるサウジアラビア国内リーグが注目を集めているが、気になるのが代表選考への影響だ。 ポルトガル代表ではアル・ナスルでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドが継続的に招集されているが、一部ではサウジアラビアのリーグレベルを疑う声もある。欧州トップリーグを離れた選手を代表に招集すべきかは意見が分かれるだろう。 そんな中、今月の親善試合でオランダ代表に戻ってきたベテランがいる。サウジアラビアのアル・イテファクに所属するMFジョルジニオ・ワイナルドゥムだ。 リヴァプールでは大活躍したワイナルドゥムだが、その後移籍したパリ・サンジェルマンとローマでは思うようなプレイが出来なかった。昨夏にはサウジアラビア行きを決断したのだが、代表監督のロナルド・クーマンは今月の親善試合へワイナルドゥムを招集する決断を下している。 33歳とベテランの領域に入っているが、ワイナルドゥムは実力を証明できるだろうか。オランダ『NOS』によると、ワイナルドゥムはサウジアラビアでの生活を楽しんでいると語る。 「とても楽しんでいるよ。サウジアラビアに対して偏見を持っている人が多いから、信じてもらえるか分からないけどね。僕にとってはあまり変わっていない。あまりお酒も飲まないし、あまり出歩かないタイプだしね」 オランダ代表では通算90試合をこなしてきたベテランだが、サウジアラビアからEURO2024参戦は実現するのか。
構成/ザ・ワールド編集部