「屋根と小屋」の展示場を建築家・隈研吾さんが設計すると…コワーキングスペースにもなる【岡山・岡山市】
岡山放送
岡山市南区に日本最大級の屋根と小屋の展示場が完成し、1月10日、記念の式典が行われました。展示場だけでない意外な機能も備わっています。 39種類もの屋根の材料を使った外観に板金の技術を使い作られたトイレ。国立競技場などを手掛けた建築家の隈研吾さんが飲食店だった店舗を使い設計・監修した屋根と小屋の展示場です。岡山市中区の植田板金店が瓦や板金を使った屋根の正しい知識を広めたいとオープンしました。 (平野桂子記者) 「たくさんの屋根や小屋が並んでいるが、展示場だけでない。仕事場を共有するコワーキングスペースにもなる」 駐車場を完備した郊外型のコワーキングスペースは岡山市で初めてということです。さらに、キッズスペースもあり子どもと一緒に働くことも可能です。 (建築家 隈研吾さん) 「コワーキングと地域産業が一緒になったものは初めてと思う。これからの産業や地域のあり方を示す1つのモデルケースになったのでは」 (植田板金店 植田博幸代表) 「屋根の正しい情報や板金屋とはどういうものなのか、いろんな経営者に集まって融合し、ここに来れば面白い人がいると、どんどん人が集まる場所になれば」 屋根と小屋の展示場、「ひとやね」は1月26日にグランドオープンし、コワーキングスペースは2024年3月から利用できます。
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