人工芝ピッチに親しんで 高森町で29日にサッカー場落成記念イベント【長野県】
長野県高森町山吹に整備が進められてきたサッカー場が完成し、29日、落成記念イベントが開かれる。午前9時半開場。午前中は日本サッカー協会公認の人工芝ピッチ上に、性別や年齢を問わず楽しめる各種ボール遊び体験ブースが設けられる他、午後1時半からは東京都市大塩尻と山梨学院によるオープニングゲームが行われる。入場無料。 当日は、元サッカー日本代表の加地亮さんが来場し、キックターゲットやキックボーリング、PK対決などを計画し、ボール遊び体験ブースを一緒に楽しむ。未就学児が遊べるキッズコーナーもある。サッカー場周辺では町商工会による「うまいもん横丁」が開かれ、各種飲食物の出店が並ぶ。 隣接する屋内運動場(クラブハウス)では、今年4月に発足し、同町を拠点とする3人制プロバスケットボールチーム「南信州ネクサス」の公式戦パブリックビューイングを計画。次世代のデジタルチャンバラ「SASSEN(サッセン)」の体験会もある。 南信州ネクサスのメンバーで町地域おこし協力隊としても活動する宮岡凪選手は「これまで、なかなか試合を見てもらう機会がなかったので、たくさんの人に見に来てほしい」と期待。町教育委員会は「子どもから大人まで、多くの人に人工芝のグラウンドに親しんでもらいたい。オープニングゲームでは、今年の高校総体の県代表校同士が対戦する。レベルの高い試合を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。 問い合わせは同教委(電話0265・35・9416)へ。