◇球種の多さで勝負　平野順大（じゅんた）投手 　２０２０年秋の公式戦は、２種類の球種を中心に投球を組み立てた。この冬は持ち球を増やし、カーブ、スライダー、カットボール、縦のスライダーとチェンジアップを操れるように。直球の鋭さも大きな武器だ。秋季府大会２次戦ではエースナンバーを背負い、最後まで投げ抜いた２試合とも完封勝利。打っては、秋の公式戦で打率４割１分９厘と、同じくエースと呼ばれる森下瑠大（りゅうだい）投手（１年）に次ぐ好成績を残している。センバツでも完封勝利を目指した上で「打てるところで、打てるだけ打つ」と打撃にも余念が無い。甲子園球場で背番号「１」を付けることを目指し、残された約１カ月半で更に磨きを掛けるつもりだ。【中島怜子】 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）吹田第一（大阪府吹田市）（２）１７１センチ・６９キロ（３）右・右（４）ありがとう（５）ダルビッシュ有投手（米大リーグ・パドレス）（６）ハンバーグ ……………………………………………………………………………………………………… 　【プロフィルの見方】（１）出身中（２）身長・体重（３）投・打（４）好きな言葉（５）憧れの人（６）好きな寮の食堂のメニュー 〔京都版〕