4月から新社会人になり実家から通勤しています。初任給は22万円程度ですが実家にお金を入れるのにどのくらいがよいのでしょうか?
アパートやマンションで一人暮らしをする新社会人と比べて、実家暮らしなら家賃や光熱費などの負担がほとんどかからない状況です。しかし、親の経済的負担などを考えたら、いくらかは家にお金を入れたいと考える新社会人も多いのではないでしょうか。家にお金を入れることは決めていても、具体的な金額が分からない人もいることでしょう。 本記事では、実家暮らしが家に入れているお金がどのくらいなのか、新社会人が家にお金を入れるメリットを解説します。
実家暮らしの人が家に入れているお金はどのくらい?
保険マンモス株式会社が実家暮らし中の男女500人へ行った「実家暮らしの方へのアンケート」によると、家に入れているお金は平均4万257円とのことです。また、不動産・住宅サイトSUUMOが実家暮らしをする男女400人に行った「SUUMO実家暮らし調査」でも、家に入れているお金の平均相場が3万7417円であることを伝えています。 しかし、特に年齢が低かったり、社会人になってからの期間が短かったりする場合は、家に入れられるお金に限界があるでしょう。保険マンモス株式会社のアンケート調査では、家に入れているお金を以下のように年代別で伝えており、19歳以下と41~50歳を比較すると約2万1000円の違いがあります。 ●19歳以下:2万5663円 ●20~30歳:3万3623円 ●31~40歳:4万1875円 ●41~50歳:4万6970円 ●51~60歳:4万5000円 家にどのくらいのお金を入れればよいという具体的な決まりはありません。金額で悩んだ際には、年齢別の平均額などを参考にしたり、親と相談して決めたりするのも方法の一つです。 ■20~24歳の半数以上が実家にお金を入れている 不動産・住宅サイトSUUMOの同調査によると、調査対象者の約70%が実家にお金を入れているとのことです。 ●男性:68.5% ●女性:69.0% ※「毎月決まった額を家に入れている」「毎月入れているが月によって額が異なる」を合算 そのうち、新社会人であろう年齢の20~24歳で見てみると男性は55.2%、女性は73.1%が実家に毎月お金を入れているとのことです。男性よりも女性のほうが実家にお金を入れている人が多い結果ですが、25~29歳になると、男性は73.2%、女性は63.5%というように男性が上回る結果になっています。