『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』『桜姫東文章』など、『月イチ歌舞伎』2024ラインナップ発表
毎月シネマ歌舞伎を映画館で上映する『月イチ歌舞伎』の2024年のライナップが発表された。 【写真】『月イチ歌舞伎』2024ラインナップ 月イチ歌舞伎の1本目の新作としてラインナップに入るのは、ゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』の初の歌舞伎化作品として昨年、新橋演舞場で上演された『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』。本作は、審神者と呼ばれるプレイヤーが刀剣の付喪神である刀剣男士を成長させ、歴史改変を企む時間遡行軍との戦いに挑むというゲームの世界観をそのままに、二役の演じ分けや義太夫を用いた場面など、古典的な演出も加わった歌舞伎ならではの作品にしたもの。 2本目の新作は、片岡仁左衛門、坂東玉三郎が共演した『ぢいさんばあさん』(2010年2 月歌舞伎座公演を撮影)。歌舞伎界のゴールデンコンビによる、悲劇によって引き裂かれても変わることのない夫婦愛を描いた名作が2025年1月に上映される。 そのほか、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也によるコクーン歌舞伎の舞台を撮影したNEWシネマ歌舞伎『三人吉三』や、仁左衛門と玉三郎の配役で36年ぶりに上演された『桜姫東文章』など、計11作品が上映される。 また、シネマ歌舞伎の次は劇場で生の舞台を体験してもらたいたいという思いを込めて、歌舞伎座のチケットほか、歌舞伎関連グッズが当たるキャンペーンの開催も決定。『月イチ歌舞伎』2024のチラシ・ポスターの掲出と、ムビチケカード3枚セット券(5,700円)の販売は、上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座ほかにて2月9日より開始される。なお、詳細はシネマ歌舞伎サイト内『月イチ歌舞伎』ページにて後日発表される。
リアルサウンド編集部