次に呼ぶべき! 日本代表に推薦したい選手(2)欧州移籍が大成功!? 上田綺世に重なる大型FW
AFCアジアカップカタール2023の準々決勝でイラン代表に敗れたことで、アジア王者を目指す日本代表の道のりは終わった。ここからは約2年半後に迫る次のワールドカップへ向けて、チームを再構築していくことになる。今回は、今後日本代表でのプレーが楽しみな選手をピックアップして紹介する。※成績は4日時点の『transfermarkt』を参照
FW:小川航基(おがわ・こうき) 生年月日:1997年8月8日(26歳) 所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ) 23/24リーグ戦成績:17試合7ゴール1アシスト オランダでプレーするFW小川航基は、初めての海外挑戦ながら充実した時間を過ごしている。 現在26歳の小川はジュビロ磐田や横浜FCなどでのプレーを経て、昨年6月に買い取りオプション付きの期限付き移籍でオランダ1部のNECナイメヘンに加入した。開幕戦(エクセシオール戦)に1トップの位置で先発出場すると60分に頭でゴールネットを揺らし、移籍後初ゴールを記録。第2節ヘラクレス戦でもゴールを決めて、最高のスタートダッシュに成功している。 生粋のストライカーである同選手の魅力は、豊富な得点パターンにある。左右両足で精度の高いシュートを打つことができ、身長186cmの恵まれた体格を活かした空中戦にも強い。今季リーグ戦で奪った7ゴールの内訳は[右足2、左足2、ヘディング3]と、非常にバランスが良い。今季得点数をどこまで伸ばせるか注目だ。 現在の日本代表の中では上田綺世と特徴が重なるところもあるが、そのライバルは所属クラブでのポジション争いで後塵を拝しており、今季のリーグ戦得点数はわずか1ゴールに留まる。オランダ移籍後コンスタントに活躍できていることを考えれば、2019年のE-1選手権以来となる代表招集に期待が高まる。
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