クルマが欲しくなる。EVの急速充電ステーションが東京のど真ん中にできました
東京都千代田区麹町。 4月26日、まさに東京のどまんなか!にまったく新しいコンセプトのEV(電気自動車)充電ステーションがオープンしました。その名は「Audi charging hub」。 【全画像をみる】クルマが欲しくなる。EVの急速充電ステーションが東京のど真ん中にできました 場所はAudi City紀尾井町の真向かいです。 「電気自動車って、充電に時間がかかるんでしょ?」 「しかも、充電ステーションそのものが都市部では不足しているんでしょ?」 そんなEV特有のふたつの課題に対するアウディの新提案は… クルマをチャージしている間に、人間もチャージしちゃいませんか? Audi charging hubの急速充電器の最大出力は150kW(キロワット)。150kWで充電した場合、バッテリー残量が10%から80%に充電されるまで、だいたい30分ぐらいかかるそうです。 その30分間で、隣接しているコンビニへ買い出しに行くもよし、徒歩圏内にあるコワーキングスペースで急ぎの仕事をやっつけるもよし。 アウディオーナーであれば、プレミアムな雰囲気のAudi City紀尾井町でしばし羽を休めることもできます。 都市部に位置しているからこそ、充電時間を有効活用する方法はいくらだってありそう。都内で電気自動車に乗っている人にとっては、まさにスマートな新提案ですよね。
ヨーロッパ以外では初
Audi charging hub紀尾井町は、全世界で7番目、ヨーロッパ以外では初の拠点となるそう。 さらに、紀尾井町に続いて東京・芝公園にも近年Audi charging hubが開設される予定です。カフェテリアなんかも併設されるとのうわさもあったり。
2台同時に急速充電
最大の特徴は、すでにお話ししたとおり、蓄電池型の超急速充電が可能なこと。日本の蓄電池メーカー、パワーエックス社製の「Hypercharger」が2基採用されています。 Hypercharger は1基につき2つのポートを持ち、電気自動車2台を同時に急速充電することが可能です。ただし、2台同時に充電する場合は1台あたり最大120kWの出力となるので、充電時間が30分より多少伸びてしまうかも。 ちなみに、コンセント型などの普通充電器を使って電気自動車を充電する場合は5~7時間ぐらいかかるそう!この差は大きいですね。