大谷翔平、メジャー現役最長“864試合”の長き苦難の道 PO進出マジック「1」に あす勝てばド軍移籍1年目で待望の初進出
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月18日(日本時間19日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打の成績でチームは8‐4で勝利した。ドジャースはシーズン90勝に到達し、地区優勝へのマジックを「7」としている。 【動画】大台50盗塁へリーチ!大谷翔平が49盗塁を達成するシーン 大谷は初回の第1打席に左前打で出塁し、26回連続盗塁成功となる二盗を決めた。これでデーブ・ロバーツ監督が現役時代に記録した49盗塁に到達し、「48‐49」を達成した。 ドジャースはこの日、2回にウィル・スミスの一発で先制。さらに4回はトミー・エドマンの2ラン、キケ・ヘルナンデスの3ランで6‐0とリードを広げた。8回にも2点を追加して11安打8得点で快勝した。この勝利でプレーオフ進出へのマジックを「1」とし、あす19日(同20日)の同戦で勝てば、12年連続でプレーオフ進出が決定する。 米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者はXで、大谷について「ショウヘイ・オオタニはMLBで864試合に出場しており、ポストシーズンに出場したことがない現役選手の中で最長の記録である」と紹介している。 大谷は2018年から6年間エンゼルスに在籍したが、数々の記録を打ち立ててもチームの成績は伴わず、ポストシーズンを経験することは叶わなかった。まさに苦難の道を乗り越え、いよいよ待望のプレーオフ進出が決まる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]