石川・能登町で初の仮設住宅が完成 いまだ6200人以上が避難所生活
日テレNEWS NNN
能登半島地震の発生から間もなく2か月。石川県能登町では地震後、初めてとなる仮設住宅が完成しました。 ずらりと並んでいるのは石川県能登町で用意された仮設住宅66戸。もともと小学校のグラウンドだった場所を活用して28日、完成しました。 間取りは、単身から5人家族用まで幅広く用意されていて、来月1日から順次住民の入居が始まります。 入居する女性 「この倉庫でずっと(生活していた)。寒いです。家も店もつぶれてしまって」「今までが不便だから、普通の生活ができると思うとうれしい」 石川県内では、29日までに302戸の仮設住宅が完成する一方、先週木曜日時点で、いまだ6200人以上が避難所生活を送っています。 石川県は「被災者が住み慣れたふるさとで生活を再建できるように全力で取り組み着工を進める」として、3月末までに4600戸の仮設住宅の建設に着工する計画ですが、実際に入居できるまでには時間がかかる見通しです。