『Juice=Juice』卒業の植村あかり、手紙読み上げ8分間の感謝の言葉「私を見つけてくれて”あーりー”がとう!」
アイドルグループ「Juice=Juice」の植村あかり(25)が14日、東京・日本武道館で開催された春コンサートツアーのファイナルをもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。 植村のメンバーカラーである緑のペンライトで客席が染まる中、ファン約1万1000人の「あーりー」(植村の愛称)コールが開演前から武道館に響き渡った。 2012年にハロプロ研修生となり、13年2月25日に結成された「Juice=Juice」のメンバーに。21年11月から3代目リーダーを務めてきた。「メンバーとして10年間はやり切る」という目標を達成した最後の初期メンバーは、次の道を進む決意をした。この日は「植村あかり卒業スペシャル」と題し、植村自身が選曲や衣装、演出に携わった。 アンコールの卒業セレモニーも、緑色のマーメイド調ドレスで登場。最新シングル(5月15日発売)に収録されたソロの卒業ソング「Brilliance of memories」を歌唱した。続いて「あんまり私らしくないかなと思うけどお手紙を書いてきました」と言い、研修生時代からの自身の軌跡をたどりながら約8分にわたってメンバーや応援してくれたファンへの感謝を伝えた。 最後に「11年間、酸いも甘いも味わってきたけど、最後に残るのは幸せな気持ちしかなかったです。Juice=Juiceを愛してくれて、私を見つけてくれて”あーりー”がとう!」とあいさつ。ステージを去る際に、実は「ありがとう」としか書かれていなかった手紙をいたずらっぽく見せて笑った。 グループは今後、段原瑠々(23)を新リーダーに新たな章を迎える。
中日スポーツ