【広島】大瀬良大地、苦手ソフトバンク戦で7回1失点好投も3勝目ならず…過去4戦3敗、防御率10・06
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―広島(31日・みずほペイペイドーム) 広島の大瀬良大地投手が7回1失点(自責0)と好投したが、1―1同点の8回からリリーフにマウンドを譲り、3勝目を手にすることはできなかった。 菊池のソロで先取点をもらった初回は、味方の失策で先頭打者の出塁を許し、続く今宮の適時二塁打でいきなり同点に追い付かれた。初回はさらに2四球で2死満塁とされた、追加点は与えず。2回以降はリズムを取り戻し、勝ち越しを許さなかった。 1―1同点の7回は先頭・甲斐に四球。犠打の後、代走・周東に三盗を決められた。1死三塁となったが、柳町を3ボールから空振り三振に仕留め、今宮は3球勝負で中飛に抑え、激しく吠(ほ)えた。強力ソフトバンク打線相手に7回107球を投げ、4安打4四球8奪三振で1失点。だが、打線も2点目が奪えなかった。 交流戦は19年6月5日の敵地・西武戦以来、白星がなく直近10戦7敗を喫していた右腕。ソフトバンク戦の先発に限ると、この試合前まで通算4戦3敗で防御率10・06と苦手としていた。
報知新聞社