〔米株式〕ダウ小幅反落、0.6ドル安=ナスダックは連日最高値(7日)☆差替
【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク株式相場は、前日の大幅上昇を受け利益確定の売りが優勢となり、小幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比0.59ドル安の4万3729.34ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は285.99ポイント高の1万9269.46で引け、連日で史上最高値を更新した。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億9653万株減の11億3616万株。 米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利したことで、企業業績にプラスになるとの見方が広がり、前日にダウは1500ドル超上昇。この日は金融株を中心に利食い売りが広がった。連邦準備制度理事会(FRB)による0.25%の利下げ決定や、パウエル議長の続投表明が好感され、プラス圏に浮上する場面もあった。 前日に続き、IT大手は軒並み上昇。トランプ次期政権への関与が見込まれている実業家イーロン・マスク氏率いる米電気自動車(EV)大手テスラは、前日の急伸に続き、この日も値上がりした。 個別のダウ銘柄は、JPモルガン・チェースが4.3%安、アメリカン・エキスプレスが2.8%安、ゴールドマン・サックスが2.3%安、キャタピラーが2.1%安。一方、インテルが4.7%高、ホーム・デポが2.9%高、ボーイングが2.6%高、アップルが2.1%高。