【NFL】2年ぶりに膝の装具なしで練習に臨んだビルズLBミラー
キャリア通算123.5回のサックを積み重ねてきた尊敬されるパスラッシャーのミラーが、フィールドで沈黙する姿は多くの人にとって驚きだった。しかし、あれほどの大ケガからの復帰は誰にとっても難しかっただろう。ましてや、35歳のシーズンを迎えるキャリア13年のベテランだ。
ミラーが健康と自信を取り戻したことは、ビルズにとって大きな朗報だ。チームは2023年のサックリーダーだったディフェンシブエンド(DE)レナード・フロイドを含め、長年セーフティ(S)でタンデムを組んでいたジョーダン・ポイヤーとマイカー・ハイド、そしてコーナーバック(CB)トレデイビウス・ホワイトなど、ディフェンスの主要選手を何人か失っている。
それでもまだ、ビルズは強いディフェンシブラインを有しており、2024年もその力によってディフェンスの序列は維持できるだろう。2022年にビルズと6年1億2,000万ドル(約188億0,730万円)の契約を結んだミラーは、ようやく膝のケガを過去のものにできるようになったことで、そのユニットの有効なパスラッシャーになれるとの自信を高めつつある。