<解説>放送開始まであと2週間 28年ぶりの“法律もの”朝ドラ 「虎に翼」基本情報をおさらい
4月1日にスタートする2024年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」。主演を務めるのは伊藤沙莉さんで、朝ドラへの出演は、2017年度前期の「ひよっこ」以来となり、日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんがモデルのヒロイン・猪爪寅子(いのつめ・ともこ、あだ名はトラコ)を演じる。放送開始まであと2週間。ここではドラマの“基本情報”をおさらいする。 【写真特集】“トラコ”伊藤沙莉、雰囲気ずいぶん変わった? ほっそりとオトナっぽく 最新ショット一挙公開!!
◇脚本は“チェリまほ”の吉田恵里香 米津玄師が歌、尾野真千子が語りで彩り
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる猪爪寅子が主人公。彼女とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く……。そんな、情熱あふれる法曹たちの物語を、極上のリーガルエンターテインメントとして届けていく。
脚本は、“チェリまほ”の愛称で親しまれた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京)や「よるドラ『恋せぬふたり』」(NHK)などを手掛けた吉田恵里香さん。テレビドラマに限らず、映画、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開し、「恋せぬふたり」では第40回向田邦子賞を受賞している。
音楽を、映画「くれなずめ」や連続ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK)などで知られる森優太さんが担当。また歌手の米津玄師さんが、書き下ろしの主題歌「さよーならまたいつか!」、朝ドラヒロインの経験もある俳優の尾野真千子さんが、語りでドラマに彩りを加える。
なお、朝ドラで“法律もの”をやるのは、1996年度前期の「ひまわり」以来、28年ぶりとなる。
主演の伊藤さんは「私がヒロインに決まったときから、周りが楽しみにしてくれていて。寅子のモデルの三淵嘉子さんの人生も含めて、みんな興味があるみたいです。朝から法律ものをやるのは『ひまわり』以来というのもあって、若い視聴者の方はあまり知らなかったりして、どうやって朝ドラで法律ものをやるのか、想像できていなところもあって、みんな『早く4月にならないかな』と言ってくれて、うれしいです」と話してた。