パリ五輪代表、宮浦健人選手に歓声「迫力がすごかった」 地元の熊本でバレー教室
バレーボール男子日本代表としてパリ五輪に出場した宮浦健人選手(25)を講師に招いたバレー教室が24日、出身地の熊本県荒尾市であった。市の「トップアスリート交流事業」の一環。 【写真】宮浦健人選手の健闘をたたえる伯父の成敏さん(福岡工業大ラグビー部監督) 宮浦選手は「パリ五輪では目標には届かなかったが、いい試合ができ、感動や勇気、夢を与えられたと思う。次は4年後のロサンゼルス五輪を目指し、パリの悔しさを持ってメダルを取りにいきたい」とあいさつ。教室では昔のバレー仲間3人と一緒に、市内の小中高生約50人にパスやレシーブ、アタック、サーブなどを指導した。 自らスパイクとジャンプサーブを披露すると、床に当たったボールの衝撃音が会場に響き渡り、参加者から「うわー」と大歓声が上がった。中央小6年の谷口歩風(ふかぜ)さん(12)は「生で見た宮浦選手のボールは迫力がすごかった」と驚いていた。 (宮上良二)